GOMBO GOMBOの世界旅 ★ 旅行記
GUATEMALA ★ Huehuetenango
再びメキシコを目指してパナハッチェルを出発し、まずはウエウエテナンゴ(標高約1900m)という町に移動しました。距離は150km程で、チキンバスの乗り換えはなんと4回!どこへ行くのも乗り換えが多いグアテマラですが、これがまた恐ろしいほどスムーズに乗り換えが出来て毎回感心してしまいます。バスにはアジュダンテと呼ばれる人がいて、行き先を叫びながらお客を集めたり、運賃を回収したり、荷物を運んだりしてしてくれるので大助かり♪ 乗り換え地点でバスを降りると、荷物を取りにきて屋根の上に運び、落ちないように紐でしっかりと縛ってくれます。荷物が多くても追加料金を取られる事も無く、降りる時も素早く屋根から下ろしてくれます。
チキンバスの座席は大人2.5人が座れる広さですが、この路線は乗客が物凄く多くて3人掛けに立ち乗りの人まで。途中乗車の私たちは3人目のお尻が半分はみ出す通路側になるので、カーブの度に座席から落ちないように前の座席に付いている手すりに必死に掴まって大変大変。山道で、あまりのカーブの多さに思わず笑ってしまいました。バスは猛スピードで進むので、降りる人は早めに乗降口へ。この超満員のバスの中でアジュダンテが運賃を集めているのも凄いし、物売りが来たり、ジャグリングを披露するピエロまで乗ってきて驚きの連続でした!
ウエウエテナンゴのバスターミナルには炭火焼でお肉を焼いている食堂が並んでいて、すぐ横は市場になっています。ここでは1泊して町の中心地に行ってみたり、Praderaというショッピングモールに行ってみたり。国境の町ラ・メシヤまでも山道が続いていて、斜面に立っている家の庭先や屋上にコーヒー豆がたくさん干してありました。
GUATEMALA ★ Santiago Atitlán
パナハッチェルからボートで約20分、対岸にあるアティトラン湖の湖畔で最も大きな先住民の村、サンティアゴ・アティトランの金曜市に行ってきました!マヤ先住民のツトゥヒル族が暮らすこの村は男性も伝統衣装を着ている人が多く、白地に紺やエンジのストライプに鳥の刺繍が施された半ズボンがとても素敵です♪ 女性は格子模様に細やかな鳥の刺繍が入っていたり、太いストライプ模様に大柄の花や鳥の刺繍が施された美しいウィピル(貫頭衣)を着ています。珍しい色合いだな〜と思ってよく見ると、プリントのブラウスを着ている人も。
ここの定期市も大変な賑わいで、売り手も買い手も女性が多いように感じました。市の裏にある教会の前を歩いていると、昔ながらの伝統衣装を着ている女性を見掛けたので写真を撮らせてもらいました。赤い帯を幾重にも巻いた頭飾りは、帯の一番上に美しい刺繍が織り込まれています。この村も土着の宗教が信仰されていて、市を見た後はタバコと酒を嗜むマシモンという神様が祀られている所へ、村の人に場所を聞きながら行ってみました☆
GUATEMALA ★ Panajachel & San Lucas Tolimán
グアテマラと言えば、格好良いチキンバス!ド派手な外装がインパクト大なこのバスは、アメリカなどで使われていたスクールバスを改造した乗合バスで、グアテマラの人々にはカミオネタ Camionetaと呼ばれています。なぜか外国人の間ではチキンバスという名称で親しまれていて、このバスに乗るのが大好きな私たち♪ 定期市(プラサ)を楽しんだチチカステナンゴからは、このチキンバスを乗り継いでパナハッチェルという町に移動しました。
パナハッチェルは標高1560mに位置するアティトラン湖の湖畔の町で、対岸にはサン・ペドロ火山(3020m)、トリマン火山(3158m)、アティトラン火山(3537m)がそびえ立っていて景色がとても美しいです。のんびりとしている町の中にはホテルやお洒落なレストラン、土産物屋が立ち並んでいて、ここを拠点に湖の周辺に点在している先住民の村を訪れている旅行者も多いです。まずはバスを乗り継いで、トリマン火山の麓にある村サン・ルーカス・トリマンの火曜市に行ってきました☆
GUATEMALA ★ Chichicastenango
ベリーズ最大の都市ベリーズ・シティ発のバスで国境の町ベンケ Benqueに向かい、グアテマラに入国しました!この国も10年前に長く滞在して、色々な町や村を訪れた思い出深い国です♪ 到着した町フローレスからはミニバスとチキンバスを乗り継ぎ、更に2日掛けて山道を進んで標高約2,000mに位置するチチカステナンゴという小さな町へ。
先住民のキチェ族が暮らすこの町では、木曜日と日曜日に大きな定期市(プラサ)が開かれるので、土曜日に到着して日曜日は朝から夕方まで値段交渉をしながら楽しく買い付けをしました。この市には私たちが欲しい物が沢山あるのでテンションが上がりまくり!! グアテマラの伝統衣装は町や村ごとに織物の色や刺繍のデザインが異なるので、周辺の村から多くの人が集まる定期市では様々な衣装を見ることが出来ます♪
月曜日は朝から行われていた宗教儀式を見学し、黒い石像の祭壇があるパスクアル・アバフの丘にも登ってみました!丘へ行く道は急な山道で、すぐにヘトヘトに。町の中も坂道だらけで、地元の人達のふくらはぎの筋肉の凄さにはビックリでした。