2017年2月9日(木) SRI LANKA ★ Nuwara Eliya
ダンブッラからスリランカの中央高原に位置する町ヌワラ・エリヤへは、キャンディでバスを乗り換えて約4時間半。キャンディでは到着後すぐに出発寸前のバスに乗り込むことができ、奇跡的に一番前の座席に座れたのですが、掴むところが無くてカーブが続く山道は右へ左へ大揺れで座っているのに一苦労。ヌワラエリヤに近づくと、窓からの景色は茶畑で埋め尽くされている山々に変わり、所々に滝が流れていてとても綺麗でした。
ヌワラ・エリヤの標高は約1,800m。イギリス植民地時代の面影を残すこの小さな町も人気の観光地のようで、中心地には外国人旅行者の姿も多く、立ち止まって話していると怪しい人が声を掛けてくるのでなぜか速歩きで歩いていました。日中は日差しが強いのですが、日陰に入ると風が冷たくて肌寒く、夜間はかなり冷え込むので長袖を着込んで寝ていました。
そんなこの町からは近郊にあるセイロンティーの精製工場を訪れ、スリランカの中でも最も標高の高いところで作られているハイグロウンティーの試飲や、美味しいランチビュッフェを楽しみました♪工場には売店もあり、紅茶を買うことが出来ます。ここでは、高い紅茶を爆買いしている中国人の団体ツアー客の凄さにビックリ!大きな袋に入った紅茶を両手に抱えている人達とすれ違いながらお店に入ると、商品が置かれていた棚は空っぽになっていて、もっと在庫があるだろうと勝手に棚という棚を開けている若者たちが…。こんなに売れるなんて、めちゃくちゃ羨ましいです。笑
茶畑の中にある紅茶工場、ブルー・フィールド・ティーガーデンズ Blue Field Tea Gardens 。通常は工場内を巡りながら、お茶の精製方法などを無料で説明してくれるようですが、団体のツアー客が何組か来ていてガイドさんが忙しそうだったので、自分達だけでの見学になりました。ヌワラ・エリヤからはキャンディ方面行きのノーマルバスで所用約45分、運賃は40ルピー(約32円)
ブルー・フィールド・ティー・ガーデンズの工場に併設されている建物の1階には売店があり、様々な種類の紅茶が販売されています。入口から入ってすぐのラウンジでは、無料で紅茶の試飲を楽しむことが出来ます。
売店の2階はレストランになっていて、ここでは美味しいランチビュッフェをいただきました♪料金は1人約770円。これまで食べてきたカリーの中で一番美味しかったかも!?
ブルー・フィールド・ティー・ガーデンズのランチビュッフェ。カリーにはチキンがゴロゴロ入っていて味も良く、特にアスパラガスのスープが絶品でした♪お腹いっぱい食べてご満悦♪
マックウッズ社の紅茶工場、ラブーケリー・ティー・センター Labookellie Tea Centre の周りに広がっている美しい茶畑
お茶畑の中を歩いて学校から帰っていた子供たち。こんな美しい景色を見ながら学校に通えるなんて、とても羨ましいです
イギリス植民地時代の1828年に建てられたヌワラ・エリヤの郵便局。町中にはヨーロッパチックな建物が所どことろに立っていて、ゴルフ場や競馬場などもあり他の町とは違った雰囲気です
街中のパン屋さん。バスターミナルがあるメインストリート沿いには商店や食堂、スーパなどが並んでいて、地元の人や旅行者で賑わっていました
ヌワラ・エリヤのメイン・バスターミナル。近くを歩いていると「ティーショップに行かないか」としつこく声を掛けてきたり、紅茶工場行きのバスを尋ねていると、通りかかった男性がなぜか一緒にバスに乗ってきたり。怪しい人が多かったので足早に通り過ぎていました
ヌワラ・エリヤでは美味しい安食堂を見つけることが出来ず、食べていたのは揚げ物とバナナ。このお店のオニオンと呼ばれているウルンドゥ・ワデーはクセになる美味しさでした♪1個約8円