GOMBO GOMBOの世界旅 ★ 旅行記



2017年3月16日(木) MALDIVES ★ Male, Villingili, Hulhumale
7泊8日のモルディブの旅。最後は東西約2.5km、南北約1.5kmの小さな島に、10万人以上の人々が住んでいるという首都マレの散策を楽しみました♪街を歩いていると、細長い建物の多さと道や歩道の狭さ、バイク多さ、街中にはゴミやタバコの吸殻が沢山落ちているのに海が綺麗なことなど驚くことだらけです。
この国の国教はイスラム教で、街のいたる所にモスクがあり、お祈りの時間はお店が閉まっていることも。男性は伝統衣装ではなくシャツやTシャツにパンツ姿の人ばかりで、女性たちは屋外に設置してあるトレーニングマシンを使用したり、海で泳ぐ時も顔と手以外を隠す服装をしています。そして、教えてもらうまで気づかなかったのですが、レストランなどで働いている人はほとんどがバングラディッシュからの出稼ぎ労働者で、賃金はビックリするほど安いのだそうです。そんなマレで特に見応えがあったのは魚市場。大きな魚が驚異的な速さで次々にさばかれていく様子が、とにかく凄くて大感動でした!
マレからは日帰りで、近くにあるビリンギリ島とフルマーレ島を訪れました。どちらもマレからフェリーで約10分の距離にあり、マレとは全く違った雰囲気。ビリンギリ島はとても小さな島で、町中には緑が多く、可愛らしいパステルカラーの家が立ち並んでいます。海の水は透き通っていて魚も良く見えますが、観光客や泳いでいる地元の人も見掛けずなんとも静か。
フルマーレ島は空港があるフルレ島とつながっている人工島。マレのベッドタウンとして造られた南北約1.5km、東西約1kmの島には新しい団地が建てられていて、だだっ広いというイメージ。島の北東部には1km以上も続いているという白砂のビーチがあり、小さなホテルが並んでいます。ここもとても静かで、歩いている人もまばら。何もかもが人工的で寂しい感じがする島でした…。
ネパール、タイ、スリランカ、モルディブを巡った約2ヶ月間の旅もあっという間に終わり、飛行機を乗り継ぎまくって寒い日本へと帰ります。次はどこの国に行こうかな〜♪ やっぱり旅は楽しいですね!

モルディブでよく食べていたのは、ツナがゴロゴロ入っている醤油味のフライドライス、ツナライス Tuna Rice。グリ島やビリンギリ島でも食べましたが、安くて美味しくてボリューム満点だったのはマレの空港行きフェリー乗り場の近くにあるBOAFOLHI CAFEで食べたものでした♪マンゴージュースと豆や米粉で作られるお煎餅のようなパパドが付いて50ルフィア(約370円)

2017年3月6日(月) MALDIVES ★ Maafushi, Ghulhi
スリランカの次に空路で向かったのは、インド洋に浮かぶ1200もの島々が集まった群島国家のモルディブ。飛行時間は約1時間半で、あっと言う間に空港のあるフルレ島に到着しました。首都のマレまではドーニと呼ばれる船で約10分。小さな島に8階から9階建てのビルがびっしり立っていて、道も歩道もとにかく狭くてビックリです。モルディブといえば1つの島に1つのリゾートがある高級リゾートというイメージですが、翌日私たちが目指したのは現地の人々が暮らしているローカルアイランドのラスドゥ島。
マレからは公共のフェリーが週に3便出ていて、所要時間は約3時間半。朝9時発の船に乗っていたのは、外国人の旅行者13人と現地に住んでいる人が数名のみでガラガラ。この日は強風が吹いていて空は真っ白、波も最初は穏やかでしたが途中から雨が降り出すと、大荒れになって船は遊園地のバイキング状態に…。船内にはエアコンがなく、全ての窓が閉められてまるで蒸し風呂。そんな中で汗ダクになって爆睡していましたが、出発して2時間45分後になんと「危険なのでマレに戻る」と乗組員に言われて、横になって寝ていた乗客も全員起き上がって呆然とする異様な雰囲気に…。ラスドゥ島は一番楽しみにしていた所だったのでとても残念!! 泣いている旅行者もいましたが、転覆するんじゃないかと思うくらい船が揺れていて、どうしようもないので再び横になって寝ることに…。
結局約5時間半も船に乗っていましたがラスドゥ島には行けず、すっかり天気が良くなったマレの港に戻ってきて運賃の53ルフィア(約400円)は返金されました。そして「さて、どうする?」と2人で話し合い。マレはホテル代が高いし翌日の金曜日は他の島へ行くフェリーが出ないので、急遽予定を変更して30分後にマアフシ島行きの船に乗って再び出発。今度は1時間40分後に無事に到着して、宿を探そうと歩き出した途端に「安い部屋があるよ」と地元の男性に声を掛けられ、付いて行くとそこがまた素敵なお部屋で即決定!
マアフシ島は縦1.3km、横260mの細長い島で、南西の4分の1は刑務所になっています。港の近くには土産物屋やレストランが並んでいて、ここもホテルの建築ラッシュ。レストランの料金もそれほど高くなく、商店や安食堂もあるのでバックパッカーにもオススメの島です。海はとても綺麗で、お天気はイマイチでしたが連日スノーケリングツアーに出かけて、カラフルな魚を見ながら泳いだり釣りを楽しみました♪

グリ島のローカル食堂で食べたヘディカ(油で揚げたスナック)。中身はスパイスで味付けされたカツオやタマネギなど。左上の丸いフィシュボール(1つ約15円)の衣はお米なのだそうで、カリッとしていてとても美味

マアフシ島で泊まったお宿。エアコン、冷蔵庫、TV、ドライヤー、湯沸かし器、ホットシャワー、ミネラルウォーター2本付きのダブルルームが1泊US$35/室(ファンの場合はUS$30)。場所はマンタのゲートがあるメインストリートを刑務所方向に進み、Summer Villa Guest House の手前にある道を左折。すぐに左側に黄色い壁のホテル Equator Beach Innがあって、小道を挟んだ隣の家。看板は無く、扉の左上にCHAOという標札があります
